2020-03-25 / 最終更新日時 : 2020-03-25 Ryota Mugiyama 労働市場 職域分離の指標におけるセレクションと解釈をめぐる問題 昨今の社会情勢のなか、気分も憂鬱になり、なかなか研究にも集中できない日が続いています。なので少し論文を読みながら考えごとをして息抜きでもしようと思って、表題の内容について最近考えたことをメモに残しておきました。すこし長め […]
2019-09-06 / 最終更新日時 : 2019-09-12 Ryota Mugiyama 計量分析 決定係数の要因分解 以前に、以下のような記事を書きました。 このあと、もう少しフォーマルに考えた結果、決定係数は(1) 独立変数の限界効果、 (2) 独立変数の分散および共分散、(3) 従属変数の分散、の3つの要因に左右されることがわかりま […]
2018-07-02 / 最終更新日時 : 2018-07-02 Ryota Mugiyama R 決定係数や標準化偏回帰係数が高いと「影響力が強い」といえるのか? はじめに OLS回帰分析は変数間の関係を見るうえで最も基本的な分析方法である。回帰分析の元の式がこのような形だとする。 $$Y_i = \beta_0 + \beta_1X_i + \varepsilon_i$$ これを […]
2018-06-11 / 最終更新日時 : 2018-06-11 Ryota Mugiyama R Rでみるセレクションバイアスの例 はじめに 少し古いけど、このような記事を見かけた。 優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見 Googleは、世界でも有数のデータ指向企業として有名です。一般的に今でも直感 […]
2018-02-18 / 最終更新日時 : 2020-09-30 Ryota Mugiyama 計量分析 おすすめの計量分析の教科書(社会学向け) *2020年中に更新予定です(2020/9/30)。 はじめに 自分の所属している大学院では基本的に研究方法については独学で身につけることが期待されています。なので、これまでに自分でいろいろと教科書を調べて読みました。も […]
2017-09-27 / 最終更新日時 : 2017-09-27 Ryota Mugiyama 計量分析 パス図で考える2時点パネルと因果関係 同じ対象者に対して複数回の調査を実施して得られたデータをパネルデータといいます。パネルデータを分析するときの主要な関心の1つは、変数間の因果関係を特定することにあります。今回は、パス図を使いながら、パネルデータを用いて因 […]
2017-08-19 / 最終更新日時 : 2017-08-19 Ryota Mugiyama 計量分析 【感想メモ】Young (2009) 「社会学研究におけるモデルの不確実性」 授業のReadingsで読んだ論文が面白かったのでメモ。 Young, Cristobal. 2009. “Model Uncertainty in Sociological Research: An Applicati […]
2017-06-12 / 最終更新日時 : 2018-01-20 Ryota Mugiyama 方法論 【感想メモ】Sociology as a Population Science by John H. Goldthorpe (2015) 表題の本を最近読みました。面白かったので簡単な要約(もれなく要約したわけではなく、自分の関心に即して要約しています)を混じえた感想メモを残しておきます。 Sociology as a Population Science […]
2016-11-28 / 最終更新日時 : 2016-11-28 Ryota Mugiyama 計量分析 逆ミルズ比を図で理解する 最近、サンプルセレクションモデルを使っているのですが、逆ミルズ比について混乱してしまうことが何度もあり、困っていたので、勉強のために記事をまとめてみました。 練習を兼ねてR markdownで書いたので、記事本体は別の場 […]
2016-11-12 / 最終更新日時 : 2016-11-12 Ryota Mugiyama 計量分析 時間による効果の変化をモデリングする 時系列データにおいてXの効果をどのように捉えるか 時系列データやパネルデータを分析するときの主要な関心の1つは、変化する独立変数が従属変数に対していかなる効果を与えるのかを明らかにすることにあります。たとえば社会学だと、 […]