2021年度前期 社会学III

テーマ

現代社会学の理論的・経験的蓄積

開講

学習院大学法学部 前期

授業の概要

社会学は、人びとの集まりである社会において繰り返し観察される社会現象を正確に記述するとともに、それがなぜ生じているのかを、現象の社会的側面に着目して説明することを目的とする、社会科学の一分野である。

豊かな人と貧しい人がいるのはなぜか?太っている人とそうでない人がいるのはなぜか?似た者どうしが友人になるのはなぜか?ある小説や音楽、映画が流行するのはなぜか?社会学ではさまざまなトピック(問い)が扱われるが、社会学ではそれらを説明するにあたって、個人やモノそれ自体よりもむしろ、それらを取り巻くコンテクストの影響力に着目する。このような視点から、社会学ではこれまで多くの概念や方法が開発され、さまざまな事実が明らかにされてきた。

本授業ではこうした概念や方法、現代の社会学における理論的・経験的な蓄積を紹介し、これにふれることを通じて、社会学に通底する視点を身につけることを目指す。ひいては、身の回りのさまざまな社会現象について、社会学の視点からその実態や原因を考えられるようになることが目標である。

到達目標

  1. 社会学的な問いの立て方を身につける。
  2. 社会学的な視点、理論を用いて社会現象を読み解くことができる。
  3. 社会学の諸概念および経験的な知見のもつ意味について理解する。

テキスト

Tubergen, Frank van. 2020. Introduction to Sociology. Routledge.

授業内容

授業回内容
第1回ガイダンス
第2回問い(Chapter 1)
第3回理論(Chapter 2)
第4回方法(Chapter 3)
第5回視点(Chapter 4)
第6回意見(Chapter 5)
第7回規範(Chapter 6)
第8回ネットワーク(Chapter 7)
第9回集団(Chapter 8)
第10回階層と移動(Chapter 9)
第11回資源(Chapter 10)
第12回移民と統合(Chapter 11)
第13回近代化(Chapter 12)
第14回宗教(Chapter 13)
第15回まとめ

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