第67回数理社会学会にて報告
忙しくて久しぶりのブログになってしまいました。。
3/7~8に立命館大学にて開催される第67回数理社会学会大会にて報告をします。
1本は口頭報告で、東京大学大学院教育学研究科の豊永さんとの共同研究「キャリアを通じてみる学歴と上層ホワイト到達の関係:専門職と管理職の異質性を考慮して」です。ライフコースの視点から、学歴と到達階級の関係がキャリアの段階(年齢)によっていかに変化していくのかを、学歴ごとの上層ホワイト(Service class)への到達率の格差に着目して検討しています。さらに、上層ホワイトを構成するサブグループたる専門職と管理職を区別し、その違いについても検討しています。
もう1本はポスター報告で、”Long-term Trends of Employment Trajectories among Women around First Childbirth in Japan” です。出産育児期(第1子3年前から10年後)の長期的な女性の就業パターンがどのように要約され、またその分布が第1子出生コーホートごとにどのように変化してきているのか、そしてその変化は供給側たる女性の属性の変化によって説明しうるものであるのかを検討しています。タイトルに若干の修正があります。
いずれも1日目の報告となりますので、明日(今日)は無事起きられるように頑張りたいと思います。