主に計量分析の手法やプログラムに関するメモをアップロードしていく予定です。
決定係数の要因分解
決定係数は(1) 独立変数の限界効果、 (2) 独立変数の分散および共分散、(3) 従属変数の分散、の3つの要因に左右されます。2つの異なるサンプル間の決定係数の違いが何によって生じているかを考えたいときには、要因分解の方法が有用です。そこで要因分解の式を考えました。(2019/9/6 upload)
相関係数と散布図
Rの練習の一環で、よく教科書に載っている「相関係数が◯◯のときの散布図」をRで作る際のスクリプトを書きました。
(2018/3/4 upload, 2018/3/9 revised)
The Relationship between Hazard and Survival Rate in Discrete-time Survival Analysis
This documents explain how to calculate the hazard and survival rate from the estimated discrete-time hazard model with logit link, and illustrate these estimated rates.
離散時間ロジットモデルでハザード率と生存率をどのように計算するのか、また両者を図示したらどういう感じになるのかについての短いメモです。練習のために英語で書きました。(2018/2/3 upload)
階層ベイズモデルを実装する
「岩波データサイエンスをざっくり読む会」第2回で使用する発表資料です。マルチレベルモデルの基礎と、これをベイズで推定するための方法を解説しています。RおよびRstanを使用しています。まだ途中ですが、ひとまずアップロードしています。
(2017/9/25 upload)
固定効果モデルに2乗項を投入する
固定効果モデルに2乗項を投入することをどのように考えればいいのか、ということについてのメモです。
(2017/11/20 upload)
イベントヒストリー分析のためのデータ加工とモデル選択
イベントヒストリー分析のために必要なデータの形式とその加工の方法、分析の際に考慮すべきことについて、具体的な手順(パーソン・ピリオドデータの作成とモデルの選択)を紹介しています。2016年1月9日の計量研究会にて発表いたしました。数式やシンタックスについて、間違いや非効率的な部分などがあるかもしれませんが、ご了承ください。
(2016/01/09 upload)
(2016/02/09 コードに若干ミスがあったのを修正)
Chapter 5 Matching Estimators for Causal Effects
計量社会学研究会で輪読している文献(Morgan, Stephen L. and Christopher Winship, 2015, Conterfactuals and Causal Inference, Methods and Principles for Social Research: 2nd Edition, Cambridge University Press.)の第5章の要約を担当したときに使用したレジュメです。おまけとして、社会学における因果推論に関する文献の書誌情報なども載せました。また、発表時に参加者の方々からいただいたコメントを受けて一部修正しました。ありがとうございました。(2016/01/26 upload)
パネル研発表資料(chapter1,2)
計量社会学研究会のスピンオフ企画で使用した、Andreß, Hans-Jürgen, Katrin Golsch, and Alexander W. Schmidt. 2013. Applied Panel Data Analysis for Economic and Social Surveys. Springer.のChapter 1″Introduction”およびChapter 2″Managing Panel Data”の内容の紹介です。具体的には、以下の内容が扱われています。
- パネルデータ分析をする目的は?
- パネルデータの利点は?
- パネルデータ分析に必要なデータ形式(wide形式とlong形式)
- longデータ作成過程の2つのパターン(merge, appendとreshape long)
- RQの紹介(cross-section, pooled cross section, panel analysis)
- 重みづけの問題
本企画(「パネルデータ分析の基礎と実践」勉強会)は、パネルデータ分析をやってみたい人を対象として、なるべく少ないコストでパネルデータ分析の手順を学ぶことを目的としています。(2016/04/22 upload)
社会学のための統計分析基礎:SPSSを用いて
所属研究室にて、社会調査実習という学部生・院生向けの授業のTAを担当しています。5/17の授業にて、統計分析の基礎についての授業を担当した際に用いた資料です。SPSSを使って、データハンドリングの仕方、1変量分布・2変量関連の検討の仕方について解説しています。推測統計の話はあえて行っていません。
(2016/05/19 upload)
(2016/05/27 p.27についてご指摘頂いたので修正。ありがとうございました。)
第2弾をアップロードしました。推測統計、2変量関連、多変量解析の考え方と回帰分析の基礎について解説しています。(2016/11/08)
分散関数回帰分析(Variance Function Regression)
Western, Bruce and Deirdre Bloome. 2009. “Variance Function Regressions for Studying Inequality.” Sociological Methodology 39(1): 293-326.を要約したものです。こちらの記事でも解説しています。
逆ミルズ比を図で理解する
サンプルセレクションモデルで頻出する逆ミルズ比について、図で理解できるようにいろいろと工夫してみた、という記事です。R markdownで作成しました。(2016/11/28 upload)