授業で使えそうな新書のリスト

Author

Ryota Mugiyama

Published

April 29, 2025

社会学系の少人数授業等で使えそうな、またはすでに使った実績のある書籍をテーマ別にまとめておく。使ったものについてはいずれも学部一年生向け授業である。とくに網羅的であることを目指したものではなく、たんに筆者(麦山)の独断で選んだものにすぎない。選定基準は以下のとおり。

以下、とくに理由はなく出版年が新しい順に並べている。

谷原つかさ,2024,『「ネット世論」の社会学:データ分析が解き明かす「偏り」の正体』NHK出版新書.

三谷はるよ,2023,『ACEサバイバー:子ども期の逆境に苦しむ人々』ちくま新書.

五十嵐彰,2023,『不倫:実証分析が示す全貌』中公新書.

牧野百恵,2023,『ジェンダー格差:実証経済学は何を語るか』中公新書.

メアリー・C・ブリントン(池村千秋訳),2022,『縛られる日本人:人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか』中公新書.

永吉希久子,2020,『移民と日本社会:データで読み解く実態と将来像』中公新書.

松岡亮二,2019,『教育格差:階層・地域・学歴』ちくま新書.

以下は未読のため保留中

秦正樹,2022,『陰謀論:民主主義を揺るがすメカニズム』中公新書.

山口慎太郎,2019,『「家族の幸せ」の経済学:データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』光文社新書.

前田健太郎,2019,『女性のいない民主主義』岩波新書.